「小動物をペットにして癒やされたい!」と思っては見たものの、実際にどんな小動物がペットにおすすめなのかイマイチわかりませんよね。
出来ることなら愛情を注いだ分だけ懐いてくれる甘えん坊な動物を飼いたいところ。
そこでこの記事では人懐っこくてめちゃくちゃ懐く小動物をご紹介します!
人懐っこい甘えん坊な小動物「ハムスター」
トトくんのラッコ🐹🦦#ハムスター#トト pic.twitter.com/tj4Bipg9Rx
— たぬき (@tanuki091) March 7, 2023
人に懐く定番のペットとしてハムスターは外せません。
飼うためのスペースをあまり取りませんし、高額な飼育用具も必要がないため初めてペットを飼う人にも向いています。
さらに可愛らしい見た目や人懐っこい性格でとても飼いやすいです。
ハムスターは夜行性ではありますが個体によっては昼間も起きていることがあるため、餌を上げたり世話をしたりとコミュニケーションをとっているうちに人に慣れてきます。
ただし、性格やなつきやすさには種類による差や個体差がありますので事前に特徴を調べてから飼うと良いでしょう。
人に懐きやすいハムスターの種類
ジャンガリアンハムスター | 最も一般的な種類で、なつきやすく、やや小型なため、飼育しやすいです。 |
シリアンハムスター | 大型で、おおらかな性格を持ち、飼い主になつきやすい傾向があります。 |
ロボロフスキーハムスター | 小型で活発な性格を持ち、遊び好きなため、なつきやすい傾向があります。 |
チャイニーズハムスター | 小型で、好奇心旺盛で活発な性格を持ち、飼い主になつきやすい傾向があります。 |
キャンベルハムスター | ジャンガリアンハムスターに似た性格を持ち、活発で社交的なため、飼い主になつきやすい傾向があります。 |
人に懐きにくいハムスターの種類
ロブスターハムスター | 最も一般的な種類で、なつきやすく、やや小型なため、飼育しやすいです。 |
パンパスハムスター | 大型で、おおらかな性格を持ち、飼い主になつきやすい傾向があります。 |
ベアリングハムスター | 小型で活発な性格を持ち、遊び好きなため、なつきやすい傾向があります。 |
アンゴラハムスター | 小型で、好奇心旺盛で活発な性格を持ち、飼い主になつきやすい傾向があります。 |
めちゃくちゃ懐くペット「インコ」
こちらもまた定番ですね。
飼いやすくて、また入手もしやすくて、飼い主にもよく懐きます。
基本、ケージに入れて飼うことになりますがケージから出して慣らせば、相当懐いてきます。
ちゃんとしつければ飼い主の言うことをよく聞いてくれますし、また、言うことを聞かないもどかしさも何とも言えません。
インコの寿命は大体7~8年と言われていますが、中には10年以上平気で生きているものもいます。
あと、寿命と関係なく、「飛んで逃げていってしまった」ということもインコを飼っていると多いので、ケージの掃除時などは注意しましょう。
インコの種類で特におすすめなのがセキセイインコ!
ものすごく人懐っこくて、好奇心も旺盛です。
なので、初めて育てる人でもあまり手がかからないというメリットもあります。
ただ、手乗りセキセイインコにしたい場合は雛から育てる必要があります。
雛のうちからしっかり育ててあげれば、めちゃくちゃ懐いてくれますので特にしつけをしなくても向こうから勝手に肩や手に乗ってきますよ(笑)
3位 フェレット
フェレットはイタチの一種で、元々はヨーロッパで猟のお供として飼われていたという歴史があります。
飼い主にも積極的に興味を持ってくれるので、寂しい人にはピッタリですね!
寿命は約5~8年と言われています。
ただ、フェレットを飼うには面倒見がよくて、怒らない人じゃないとちょっと厳しいかもしれません。
フェレットは食事と睡眠時以外は基本的に遊んでいる状態です。
ただ、遊びが楽しすぎて、しつけたトイレ以外の場所でしてしまったり、高いところに登って落っこちて怪我をしたりします(笑)
さらにいたずらでコードを噛んで感電したり、小さいものを誤飲してしまったりもしますので、常に目が離せません。
やんちゃな子供みたいな性格をしていますので、そういった部分をしっかりと面倒見れるような買い主さんじゃないと厳しいですよ!
4位 フクロウ
最近はフクロウカフェなるものも登場したりと、ジワジワ人気が出てきていますよね!
見た目も愛らしく、しかもとても頭が良いフクロウ。
一度は飼ってみたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
しかしフクロウは鳥の中でも猛禽類に属する生き物。
さらにもともと人間に懐くような性格ではありません・・・。
ただフクロウは種類も多いので、中には人懐っこい種類もいます。
例えば、メガネフクロウ!
懐いてくると、飼い主の膝で寝たり、頭を撫でるように催促したりします(笑)
フクロウの寿命は20年~30年。
ペットとしては相当長生きですよね。
長い付き合いになるので、フクロウを飼うときは、飼い始める前に色々な方のアドバイスを参考にしたりすると良いかも知れません。
特に餌やりには注意が必要です。
フクロウのえさはラットやウズラの雛などです。
もちろん姿の状態でぶつ切りにしたり、内臓を取り除いて与えたりするので、そういう餌やりの準備ができない人は最初から飼うべきではありませんよ!
5位 リス
愛らしい風貌とエサを食べる時の可愛らしさ。
「リスを飼ってみたい」と一度は思ったことのある人もきっと多いでしょう。
実際、ちゃんと人には懐いてくれますし、鳴き声も大きくなく近所迷惑にもならず、飼うととても癒やされます。
難点はしつけが出来ないことですね。
トイレのしつけをしようとしても、言うことを聞いてくれないリスも多いです。
さらに、季節によっては凶暴性が増したり、あらゆる家具にかみついたりします。
あるがままのリスの姿を愛でる姿勢がないと、ちょっと「思ってたのと違う」ということになりかねません。
寿命は5年から10年。
大事にすればちゃんと長生きしてくれますよ。
ちなみに一番飼いやすい種類はダントツでシマリスです。
ものすごく人懐っこい種類なので、初めてリスを飼うならシマリスがおすすめです。
ただ、好奇心も旺盛でゲージから脱走を常に企てていいるので、基本的にはゲージから出さないようにしてください。
お部屋の中には電気コードや高い場所など、リスにとって危険な場所が多いので・・・。
6位 チンチラ
初めて聞いた人も多いのではないでしょうか?
見た目はモルモットやハムスターと同じような見た目のげっ歯類です。
とても人懐っこい性格をしていますし、育てるのもハムスター同様あまり手がかかりません。
ただデメリットとしては夜行性であることと、しつけをすることはできないこと。
ジャンプが得意で、個体によっては1メートル以上もジャンプすることもありますよ!
7位 ミニブタ
芸能人が飼っている事で注目されているミニブタ!
実はめちゃくちゃきれい好きで人懐っこい性格をしています。
知能が高い事も有名で実は犬より高いと言われているほどです。
当然、トイレをしつけることも可能ですし、お手やおすわりなどを覚えさせることも可能です、
そういう事に関してはかなり楽に飼う事ができます。
しかし、ミニという名前に騙されてはいけません・・・。
最初はかなり可愛いミニサイズですが、成長すると40キロ以上になります。
中には100キロを超えるものまでいるそうですよ!
飼うにはそれなりのスペースが必要になってきますので、お忘れなく・・・。
8位 ウサギ
見た目の愛らしさで、多くの童話や物語の登場キャラクターとなっているうさぎ。
あの綺麗な瞳とモフモフした毛は見ているだけで癒やされますよね。
ただ、うさぎは猫などと比べるとリアクションが薄く、喜怒哀楽をあまり表に出しません。
スキンシップを頻繁に取りたいという方だと、もしかしたら合わないかも知れません。
人懐っこい種類としてはネザーランド・ドワーフがおすすめです。
最初は警戒心が強いので、飼い主に対してもあまり慣れてくれませんが、一度慣れると飼い主に触られてもまったく嫌がらなくなります。
それどころか向こうから近寄ってくるようになりますので、かなり愛着が沸きますよ!
9位 トカゲ
トカゲといっても大きなイグアナからヤモリまでありますが、愛を持って育てればトカゲは以外なほど懐いてくれます。
顔もよく見ると愛嬌がありますし、長く一緒にいればちゃんと飼い主を認識もしてくれます。
難点は寒さ対策ですね。
トカゲはとにかく寒さに弱いので、住まいや暖房には気を使います。
と言っても、それは大体殆どのペットの飼育にも言える事なんですけどね。
トカゲの寿命は平均して約10年と言われています。
ただしちゃんと世話しないとすぐ死んでしまう場合も多いのでご注意を。
10位 ポニー
なかなか飼えるものではないと思いますが、もし環境と予算が許すなら、ポニーもおすすめです。
とにかく頭が良く、飼い主やその他の人物をちゃんと認識します。
イタズラもするし、しつければちゃんと聞き分けてくれる。
ペットとしてこれ以上理想の動物はいないかも知れません。
ポニーの寿命は約20年。
丁度子供が生まれて成人して親元を離れるまでの期間くらいですね。
子供の成長を見守るように、ポニーの成長を見守る。
ある意味、人生そのものかも知れません。
ただし一般的ではないので今回は10位です。
今回はご紹介しませんでしたが、一人暮らしの人には観賞魚が人気ですよ!
詳しくはこちらをご覧くださいね!
動物を飼う時の注意点!
飼いたいペットの特徴をしっかり把握する
ペットによっては鳴き声が大きかったり、あるいは壁や床を傷つけてしまう場合もあります。
飼いたいペットの情報をショップの店員などにしっかり確認してから飼うようにしましょう。
事前にきちんとどんな性格なのかを把握していなかったために、「まったく懐かないからつまらない!」と世話をしなくなる人は最低ですよ!
残念ながらそのような飼い主が多いので、必ず事前に飼おうとしているペットについてはしっかりと勉強してくださいね!
ペットと過ごす自分を想像してみる
「一人暮らしで寂しくて、ペットに癒やされたい」という気持ちもよくわかりますが、あなたがあまりに忙しいようだと、ペットもなかなか構ってもらえずストレスが溜まります。
これから長く一緒に暮らしていく「相棒」なのですから、飼いたいペットが見つかったら、買う前に一度頭のなかでしっかりシミュレーションしてみましょう。
家を空けることが多いようでしたら、基本的にペットを飼うべきではありません。
お金は大丈夫?
ペットを飼うとエサ代や予防接種代、またそのペットが寒さ暑さに弱かったりすると、外出時も冷暖房を付けっぱなしにしておかなければならない等、とてもお金がかかってきます。
飼いたいペットが平均して年間どれくらいの飼育費がかかるのか、これも必ずショップの店員さん等に確認しておくようにしましょう。
「飼った後にお金が足りなくなった・・・」
なんて事態にならないようにしてくださいね!
まとめ
ペットは替えが効きません。
一度飼い始めたら、最後まで責任を持って飼う必要があります。
ただ、正しい知識と愛情をもってしっかり可愛がれば、きっとどのペットもあなたのその想いに応えてくれると思いますよ。
あなたとよいペットの出会いがあるように祈っています。