春の陽気のせいか、なんだか眠たくてしょうがない。
睡眠時間は足りているはずなのに、強い眠気に襲われる。
生理前だからかな?疲れがたまってる・・・。
このくらいの体調不良なら、少し休めばすぐに治るでしょ!と思っていましたが・・・。
その体調不良、実は疲れや生理だけが原因ではないかもしれません。
眠気が頻繁に起こったり、疲れやすく感じることに、貧血がかかわっている場合があるんです。
そこで今回は「貧血で疲れやすかったり、眠い症状が出る原因」「貧血にならないための食事や生活習慣」を調べてみました。
貧血で疲れやすかったり、眠い症状が出る原因とは?
貧血なるとと、顔色が青白くなり、めまいやたちくらみを起こし、最悪は倒れてしまうイメージをもつ人も多いと思います。
しかしそのほかにも、動悸や息切れ、思考力の低下、寝つきが悪いなどの辛い症状もあります。
貧血は、鉄欠乏症ともいい体内の鉄分不足が原因で起こるんです。
鉄分には、ヘモグロビンが大いに関係してきます。
ヘモグロビンは鉄からできていて、血液の中で酸素を運ぶ大事な役割をしてます。
ですので鉄分が少なくなると、ヘモグロビンも減少してしまいます。
ヘモグロビンが少なくなると、体の至る処で酸素不足に・・・。
もちろん、脳にも十分な酸素がいきわたらなくなります。
多くの酸素を必要としている脳に運ばれないということは、体は常に酸素不足で辛い状態です。
酸素不足だと、質の良い深い眠りにつくことが困難になってしまいます。
鉄分は神経伝達物質の生成にも関係しているので、不足している状態だと、自律神経のバランスも乱れてしまいます。
重症化すると不眠症にもつながりかねません。
結果的に、慢性的に眠い状態が続き、なんだか毎日疲れやすいな・・・となります。
疲れはどんどんたまっていき、新陳代謝も悪くなるため、肌荒れの原因にもなります。
ですので、鉄分不足をただの貧血とあなどってはいけないのです。
貧血にならないための食事や生活習慣とは?
1.鉄分を摂りましょう
鉄分を多く含む食べ物といえば、レバーやほうれん草が有名ですね。
動物性の鉄分は体に吸収されやすいのですが、植物性の鉄分は吸収されにくいので、ビタミンCも一緒にバランスよく摂取しましょう。
2.鉄分の吸収を妨げる物をひかえましょう
緑茶・コーヒー・紅茶に含まれるタンニンには、鉄分の吸収を妨げる成分が入っています。
眠気覚ましに飲んでいたコーヒーが、逆に眠気や疲れを誘ってしまいます。
3.病院で鉄剤を処方してもらう
副作用が出る場合もあるので、説明をよく聞き、正しい方法で飲んでください。
4.市販のサプリメントで補う
今はドラックストアでもインターネットでも、数多くのサプリメントが発売されてます。
ご自分にあったサプリメントを探してみてください。
5.適度な運動をしましょう
なれない急激な運動は赤血球を破壊し、なによりケガの原因になります。
まずは軽くウォーキングなどの有酸素運動をして、血液の循環をよくしましょう。
適度に体を動かす習慣がつけば貧血も改善され、ダイエットにもつながります。
6.早寝早起きを心がけましょう
ホルモンバランスの崩れは、貧血の改善に悪影響が・・・。
しっかり朝日を浴びて体を目覚めさせ、夜更かしせずに早く寝る。
毎日質の良い睡眠をとれるようにしましょう。
まとめ
貧血が原因の慢性的な疲れや眠気、肌荒れがあるなんて・・・。
驚きですし、貧血をあなどってはいけませんね。
普段の生活習慣をすこ~しだけ見直すだけで、だいぶ改善できます。
鉄剤やサプリメントなども上手に飲んで、脱貧血しましょう!
貧血が原因で、お肌はガサガサ、常に疲れてだるい。
眠気が襲ってきて、仕事にも集中出来ない。
そんな生活はイヤですし、自分が輝けないです。
健康的な毎日をイキイキと過ごす女性は、より美しいですよね。