首がすわった頃に赤ちゃんは、寝返りをうつようになります。
寝返りしそうで出来ない場合、ちょっとガッカリしますよね。
でも、寝返りをうった時の喜びや、赤ちゃんの成長過程がみられてうれしいですね。
しかし、一度寝返りをすると元に戻すことができるのか不安になったりするとおもいます。
そこで、寝返り返しは自然にできるのか?
練習させた方がよいのか?
ここで、その答えを見てみませんか?
赤ちゃんの寝返り返りとは?
赤ちゃんは、首がすわると体を左右にゆすったり、横に向いたり出来るようになって、寝返りの準備が始まります。
寝返り返しとは、寝返りのうつぶせの状態から、また仰向けに戻ることを言います。
寝返りから、1~2か月以内に寝返り返りできる赤ちゃんもいますが、数か月かかる赤ちゃんもいます。
赤ちゃんが寝返り返りするのは寝返りよりむずかしい?
寝返りが出来るようになっても、赤ちゃんは上半身と下半身のコントロールが出来ないため、左右どちらかにしか寝返りができないことの方が多いでしょう。
下半身を回転させるときに、その勢いで上半身をおこしますが、うつぶせになると下半身が固定されてしまい、上半身を起こすことができません。
そのため、コツをつかむまでは、寝返り返りで仰向けに戻ることが難しいのです。
寝返りが出来るようになるとすぐに寝返りをしてしまいますが、寝返り返しができないので窒息や突然死の危険性があるので、目を離さず常に目の届くところに寝かせるか、なるべく様子を見に行くようにしましょう。
また、目を離さないとい行けない場合は、赤ちゃんの両脇に固い枕かクッションを置いて
寝返り防止をしましょう。
うつぶせのまま、寝返り返りが出来ずに泣いてしまうあかちゃんもいますので、
その時は、仰向けに戻してあげるか、抱き起してあげましょう。
赤ちゃんの寝返り返りの練習方法
- 最初は、赤ちゃんをうつぶせに寝かせます。
- うつぶせのまま、腰に手をあてます。
- 赤ちゃんの体を左右に揺らしてあげます。
- 赤ちゃんの肩と腰を支えながら、体を仰向けの状態に反転させてあげます。
仰向けにする方向は、赤ちゃんの顔の方向と反対側にしてあげると反転しやすいとおもいます。
この練習を繰り返すうちに、赤ちゃんは体で覚えスムーズに寝返り返しが出来るようになります。
寝返り返りができるようになった時の注意点
寝返り返しが出来るようになると、赤ちゃんの行動範囲が広がります。
そこで気を付けなければいけない事!
・窒息に気をつけましょう。
寝返り返りのサポートに大人用の柔らかい布団や、ぬいぐるみ、枕等赤ちゃんの周りに
置かないようにしましょう。
赤ちゃんが、万一顔が埋まってしまったら、口がふさがり、窒息の恐れがあるからです。
又、授乳後やミルク等を飲んだ後も吐き戻すこともあり、のどに詰まる可能性もあるの
で、その際は縦抱きや斜めに寝かせて、寝返りや寝返り返しをしないように様子を見ましょう。
・誤飲に気をつけましょう。
赤ちゃんは、何でも口に入れてしまうので寝返りしそうな時に口の中に何も入ってないか確認しましょう。
赤ちゃんの周りに小物が落ちてないかも確認しましょう。
・落下に気をつけましょう。
ベビーベッドなどは、安心ですが普通のベッドの場合、スペースがなければ落下の恐れがあるので、気をつけましょう。
又ベッドガードをつける方法もありますが、最近赤ちゃんの事故もあるので必ず良いとは言えませんが、常に様子が見ることができる状態ならベッドガードをつけるのも良いでしょう。
まとめ
寝返りも寝返り返しも、個人差があります。
時期がきても、できないからと言って焦ったり、不安になることはありません。
赤ちゃんにも、ペースがあるのでゆっくり構えて様子を見守っていきましょう。
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