愛用の鍋がいつの間にかさびていたらショックですよね。
でも、ご存じですか?
鍋のさびは綺麗に落とすことが出来ます。
用意するのも、普通の台所用品や家庭用洗剤などで大丈夫です。
さあ、さっそくレッツ鍋のさび落とし!
鍋のさびを落とす時のオススメ方法
ただし、強力なものほど鍋への悪影響が発生します。
まずは酢から順に試していきましょう。
・酢と水
同量を鍋に投入して弱火に30分ほどかけます。
その後、お湯を捨ててボロ布で拭き取ります。
・重曹と酢
重曹を振りかけ、酢を垂らして発泡させます。
しばらく放置した後、水で洗い流して拭き取ります。
・クレンザー
研磨剤が入っているので軽くこすってさびを落とします。
力を入れすぎると傷が付きますので注意してください。
金属タワシや紙やすりなどは、さびは落ちますが傷がつきます。
そして、この傷が更にさびの温床になりますので控えましょう。
つまり、さび落としては最終手段だと思ってください。
一時的に見かけは綺麗になりますが、鍋の寿命も削られるのです。
また、酷いさびを落とす場合に使用する薬剤は以下になります。
・還元系漂白剤ペースト
・サンポール
・さび落とし
ただし、薬剤は効果が強くなるほど金属へのダメージも増えます。
扱いには十分注意して、長時間の放置は避けましょう。
さび付きにくい鍋の選び方
さびが発生しやすい鍋は、鉄鍋とステンレス鍋です。
また、他には以下の鍋があります。
・テフロン加工
アルミやステンレスのベースにフッ素加工を施した鍋です。
焦げ付きにくく、水を弾きます。
フッ素加工が剥がれると効果を失います。
傷が付くので金属タワシやクレンザーでは洗えません。
・セラミック製
いわゆる新素材のファインセラミックです。
お手入れ方法はテフロン加工に準じます。
陶器製なので衝撃には注意してください。
・アルミ製
酸化皮膜でコーティングされた鍋です。
軽くて熱伝導率が高く、使いやすいのが特徴です。
酸やアルカリに弱く、水道水に反応して黒ずみます。
・ホーロー加工
鉄のベースにガラス粉を吹き付けて加工した鍋です。
酸に強く保温性が高いので、煮込み料理向きの鍋と言えます。
衝撃に弱く、強火にかけるとホーロー部分が傷みます。
・銅製
どちらかというとプロ向きの高価なイメージが強い鍋です。
熱伝導率が高く、冷めにくいのが特徴です。
傷みやすいので、使ったらすぐに手入れが必要です。
・ガラス製
耐熱ガラス製の鍋です。
オーブンや電子レンジにかけられるのが特徴です。
強い衝撃を与えると割れる可能性があります。
・土鍋
昔ながらの陶器製です。
保温性が高く、形状によって様々な食材の煮炊きが可能です。
衝撃に弱く、傷付きやすいので扱いには注意が必要です。
どの鍋にも、それぞれのメリットとデメリットがあります。
購入の際には使用目的や調理内容をよく考えて選びましょう。
また、鍋のさびを防ぐお手入れ方法は以下になります。
・鍋洗浄後は水分を完全に拭き取り、鉄鍋には油を薄く塗ります。
・鍋は直接重ねて保存しないようにします。
・長時間使わない鉄鍋は油を塗り、新聞紙に包んで保存します。
基本は水や湿気を防ぐことですね。
また、使ったら鍋を洗って乾燥させるのはお手入れの基本です。
お料理の際の大事な相棒を、こまめに労ってあげましょう。
まとめ
悲しいですが、鉄はさびるものです。
ステンレスはさびにくい合金ですが、それでもさびます。
それを防ぐには日頃のお手入れが欠かせません。
ぜひ、お気に入りの鍋をあなたの手で守ってあげてください。
そうすれば、鍋も末永くあなたのために働いてくれるでしょう。
⇒鉄鍋のサビ取りの方法とは!?サビ落としの簡単な方法をご紹介!