体育の授業の時にマット運動や体操などで側転をする事はあると思います。
ですが、どうしても側点をする際に足が曲がってしまって、上手く側転が出来ないと悩みを抱える人も多いでしょう。
なので今回はどうすれば足が曲がる事なく、綺麗に側転できるのか、その理由と、克服する為のちょっとしたコツを紹介します。
側転で足が曲がる理由とは!?
逆立ちが出来ない人の場合
身体が硬い事は側転をする事前にストレッチをする事で解消されますが、逆立ちが出来ないと言うのはどうして側転が出来る事と繋がるのかと言うと、側転をした瞬間、人間は1度だけ倒立運動をします。
ほんの一瞬の出来事ではありますが、その一瞬の出来事が出来ない事で、側転が出来るかに繋がってくるのです。
もし逆立ちが出来ない事で側転が出来ないのであれば、まずは側転よりも逆立ちの練習をする事が大切です。
そんな時にどうすればいいか、ちょっとしたコツを教えます。
- 他の人に30秒逆立ちした姿勢を支えてもらう
- 地面を勢いよく蹴り付ける事と、練習する際には壁を背に使う
- 腕力を鍛える
この3つで大分逆立ちが出来るかどうかは違ってくるので、参考にしてみましょう。
そもそも最初から姿勢が横に向いている人の場合
側転は最初は前を向いて、倒立するような形で入ります。
その時、最初から側転をしようと横から倒れると、そのままつられて足が曲がってしまうのが、側転を上手く出来ない理由です。
真っ直ぐに倒れる時に大事なのは、手の置き方で、まず左回転の場合は、左手が手前、右手が奥となるように手を置いてみると、後は腕を振り上げた際に腕をまっすぐにしていると、綺麗に側転が出来ます。
身体が硬くて出来ない場合
側転をする時に足を開く事は出来ないといけないので、身体が硬い人は側転だけでなく、逆立ちも苦手です。
問題としては太ももや骨盤あたりを上手く開けていないため、出来ない事に繋がります。
なので、まずは身体を柔らかくするために、お風呂上がりにストレッチを毎日繰り返してみるのも、身体を柔らかくする上で大事な事です。
この3つが解決できれば、今までやってきた以上よりも、上手く側転が出来るようになります。
なので、自分はどうして側転が出来ないのかと言う理由をじっくり考える事も大事です。
側転で足が曲がるのを克服する方法
側転で足が曲がるのを克服する方法で先程手の置き方が重要だと言いましたが、他に克服するために大事なのは、膝を伸ばすのではなく、つま先を伸ばす事がコツです。
何故かと言うと、つま先を意識的に伸ばせば、膝も自然と曲がるからです。
言うだけならば簡単ですが、つま先をきちんと伸ばすためには長座した状態で、つま先と膝をぴんと伸ばす訓練が必要になります。
体質や身体の硬さによっては最初は非常に辛いですが、そんな時は上体を倒した上で足先を色んな方向に向けて行くと言う訓練を積む事で、自然とつま先を伸ばす事が出来ます。
足の裏を吊ってしまう可能性もあるので、あくまでも無理のない範囲でやる事もまたコツです。
そしてつま先を伸ばす事に慣れてきたら、実際に手の置く位置とつま先に注意を置いて実際に側転をする事をおすすめします。
まとめ
側転を軽々とこなす人もいますが、誰しもがみな最初から出来る訳ではありません。
手の置き方や倒れ方のコツなどを自分なりに上手く掴んで、ようやく出来る様になるのです。
なので「難しい」と言って諦めずにまずは色んな方法を試してみる事をおすすめします。
そこで自分に合った方法があるのであれば、それで練習を積んでいけば、きっと上手く出来ると思います。