お外が天気な日は思いっきり遊びたいという子供は多いです。
子どもたちはボールやお砂場遊び道具や公園の遊具で遊ぶのも大好きですが、道具は何も使わずに集まったその場で皆で楽しめるような外遊びも大好きですよね。
この記事では少人数、大人数で楽しめて道具のいらない外遊びをご紹介します。
少人数でできる外遊び5選
グリコ
階段でやるのが一般的かも知れませんが、石や棒などで地面に丸を書けばどこでも楽しめるゲームです。
スタートとゴールを決め、ジャンケンに勝った人がゴールに進んでいきます。
グーは「グリコ(3歩)」、チョキは「チョコレート(6歩)」、パーは「パイナップル(6歩)」というルールで進み、先にゴールした方が勝ちという遊びです。
中にはちょうどでゴールできなければ戻るというルールもあるようですが、そこは柔軟に決めていきましょう。
だるまさんが転んだ
大人数の方が楽しいという声もありますが、筆者としては4~5人でやるのが一番だと思います。
まず鬼役を一人決め、ほかの人たちは10~20mくらい離れた位置に並びます。
鬼はみんなに背を向け「だるまさんが転んだ」と言っては振り返り、ほかの人たちは掛け声の間に鬼へ近づきます。
鬼に動いたところを見られた人は、鬼と手をつなぐことで捕まってしまう状態になります。
残った人が鬼に近づき、手をつないだ人に触れられる位置に来たら「切った」と言って一斉に鬼から離れます。
鬼が「ストップ」と掛け声をかけると、みんなは止まらなければなりません。
鬼に一番近い人が次の鬼になります。
ジャンケン馬とび股くぐり
2人でやるのが一番楽しいかも知れません。
ジャンケンをして負けた方が馬とびをして股をくぐります。
ただ同じことを繰り返すだけで、最終的に少なくとんだ方が勝ちと言うルールです。
ちょっと体力は使いますが、単純でも十分楽しめます。
ケンケン相撲
これも2人で遊ぶのに適しています。
適当な大きさの円を書いて、その中にケンケンして立ちます。
2人で押し合い、円の外に相手を出した方が勝ちです。
気を付けなければならないのは、手を使ってはいけないということ。
大きな怪我にもつながりかねないので、あくまでも体で押し合う程度にしましょう。
かげふみ
これは4~5人の方が面白いと思います。
鬼を一人決めて、その鬼がほかの人の影を追います。
影を踏まれた人が次の鬼になり、最終的に鬼になった数が一番少ない人が勝ちです。
注意するポイントとしては、逃げる範囲を決めることです。
広すぎる場所では、一向に捕まらないことも考えられ、遊びが終わらなくなってしまいます。
道具を使わない外遊び【大人数にオススメ】5選
かくれんぼ
大人数での遊びの定番と言ってよいかも知れません。
一人鬼を決めてほかの人は隠れます。
あとは鬼が探していき、見つかった人は鬼になって隠れている人を探します。
最後まで隠れていた人が勝ちになります。
これも隠れる場所の範囲を決めた方がいいでしょう。
広すぎると見つけるのに苦労することになります。
手つなぎ鬼
鬼を一人決めてほかの人は逃げます。
鬼に捕まった人は、鬼と手をつないでほかの人を捕まえていき、最終的に残った人が勝ちです。
遊び方によっては、鬼の人数が増えたら二手に分かれるなど、バリエーションを付けるのも楽しいと思います。
丸太転がし
上に乗る人を一人決めて、ほかの人は並んで床にうつぶせに寝転がります。
上に乗る人は仰向けに寝て丸太役の人たちが転がってゴールまで運びます。
チーム対抗戦などにすると、結構盛り上がるかも知れませんよ。
Sケン
地面の大きな「S」を書きます。
Sの字は10mくらいの大きさがよいと思います。
Sの上下にそれぞれ宝物(空き缶など)を置きます。
相手の陣地と自分の陣地は両足を使えますが、相手の陣地へ移動する時は必ずケンケンをします。
ケンケンで移動している時に相手と遭遇して、線から出されたら「アウト」になって、終わるまで参加できません。
相手の陣地へ着いたら、宝物をめがけて突進します。
敵陣から出されたらそれもアウト。
先に宝物を取ったチームが勝ちです。
気を付けなければならないのは、蹴ったり殴ったりは絶対にしないこと。
捕まえたり押し出したりしながら攻撃・防御をしてください。
ジグザグ競争
これはチーム対戦形式が面白いかも知れません。
5~10人が一列になってしゃがみます。
一番後ろの人が、しゃがんでいる人たちの中をジグザグで進みます。
それを繰り返していき、先に全員がゴールに入ったら勝ちです。
単純ですが、メンバーの入れ替えで順位が変わることもあるので、入れ替えを何度かやると面白いですよ。
まとめ
2人で楽しいものもあれば10人以上で楽しいものもあります。
集まった人数で選ぶとよいでしょう。
ですが、2人に向いた遊びだからと言って10人で遊べないわけではありません。
色々と工夫しつつ頭を使って、独自のルールなどを作るのも面白いですよ。
くれぐれも…怪我には注意してくださいね。