鮎は6月上旬ごろに鮎釣りが解禁され、10月初旬にかけて釣ることができます。
夏のレジャーの定番でもあるので、川で鮎釣りを計画している家庭も多いのではないでしょうか。
塩焼きにした鮎、自分で釣って食べるとよりおいしさも増しますよね。
手際が良いと、お子さんにかっこいいなんてほめられちゃうかも!!
事前に準備したいですよね。
鮎の塩焼き、きれいに骨が取り除ける食べ方!
鮎って体もそんなに大きくないですし、小さな骨が多く食べるのが難しいイメージありませんか??
食べ終わったお皿が汚いと恥ずかしいですよね。
でも、とっても簡単に骨と身がきれいにほぐれる方法があるんです!!
ぜひ覚えておきましょう。
1.身を箸で押す
お箸で焼いた鮎を、上や横からぎゅっぎゅっと押していきます。
お箸で鮎を挟んで両側からも、ぐっと押してください。
わりとしっかり押して大丈夫ですよ。
2.しっぽを折ってちぎる
尾びれや腹びれもぷちっと外します。
3.頭を持ってねじるように引っ張る
鮎の頭を持って、ねじるように少しずつ引っ張ります。
ゆっくり引っ張ると、骨もいっしょに、するするっと取れますよ。
たまに途中で切れてしまうこともありますが、そこから骨だけをつまんで引っ張れば、すーっと取れます。
とても簡単ですよね。
お皿の上のほうに取り除いた頭やしっぽ、骨をまとめておくとお皿もきれいですし、これでマナーもばっちりです。
小骨が残っている可能性もあるので、小さいお子さんが食べるときは、一応ちゃんと見てから食べさせてあげてくださいね。
内臓もついたまま焼いて出てきますので、嫌いな人は取り除いてください。
冷めた鮎や鮮度がいまいちな鮎だと骨が取れにくく、うまくいかないこともあります。
出てきたらすぐに食べるようにしましょう。
うまく取れなかったらサンマを食べるように上側の身を食べて骨を取り、下側の身を食べましょう。
ところで、アウトドアなどで、マナーなんて気にしなくていいなら、もっと簡単に骨を抜く方法があるんです。
野外でならワイルドに、ぱぱっと食べたくなりますよね。
ぜひこの方法も試してみてください。
焼いた鮎のしっぽ部分をギュッと両側からつまみます。
頭をもってすーと引っ張るだけ
それだけなんです!!
これまたとっても簡単。手でつまんで、1、2!で、できちゃいます。
もちろん、この方法でも小骨が残っていることもあるので、お子さんが食べるときは確認してあげましょう。
鮎の塩焼き、丸かじりしても大丈夫?
好みにもよりますが、炭火でじっくり焼いているので、基本は骨まで全部食べることができます。
串にささったままガブリといっちゃって問題ないです。
天然の鮎なら内臓まで丸ごと食べるという人も多く、養殖なら内臓は避ける人も多いのですが、新鮮であればどちらも内臓は食べることができます。
天然の鮎は天然の苔をエサにしており、それが鮎ならではの味と香りになります。
そもそも、天然の鮎の内臓で作る塩辛もありますし、好んで食べる人は多いです。
一方、養殖の鮎は、魚粉や魚のすり身でできている「固形配合飼料」をエサとしています。
食べているエサが違うと、内臓の味も香りも天然の鮎と違ってくるので、抵抗があるという人もいるのです。
でも、エサの成分的には食べても問題ないし、天然もの独特の香りが少ないので、むしろ食べやすいですよ。
内臓自体が苦手なら食べることに抵抗もあるでしょうし、好みの問題ですよね。
骨も食べることはできますが、こちらも苦手な人はいると思います。
鮎は基本、まるまる食べることができますが、せっかくの旬のものなので、無理せず自分の好みでおいしくいただきましょう。
まとめ
川で釣ったばかりの鮎って、本当においしそうですね。
想像しただけで、ガブリとかぶりつきたくなってきます。
天気も良くきれいな川で雰囲気もいいと、よりおいしく感じるものです。
旬のものを旬の時期に食べられるって幸せですよね。
きれいな川で育った鮎はとってもおいしいので、今から鮎釣り解禁が楽しみですね!