これから本格的な夏がやってきます。
夏の定番といえば花火!!
家族でまたはカップルで夏の一時を楽しくすごすのに花火は欠かせません。
できればその楽しい一時を写真として記念にできれば素敵ですが
ただ手持ち花火の撮り方って以外に難しいですよね・・・。
そこで今回はその手持ち花火を綺麗な撮り方についてご紹介!!
みなさんもぜひ綺麗な写真を撮り素敵な思い出を作りませんか?
花火の写真の正しい撮り方
フラッシュなしで写真を撮ってみよう
フラッシュを使用して手持ち花火の写真を撮るのもよいですが、フラッシュ光で花火の輝きまで明るく照らしてしまうので実際の雰囲気と写真の画像が異なってしまいます。
そこで撮り方のコツとしてフラッシュなしで撮影することのがおすすめ!
コンパクトなデジカメは暗いところや夜では自動的にフラッシュがつくように設定されていますがぜひ花火の明るさを頼りにしてフラッシュを発行禁止モードにして写真を撮ってみてください。
さらにピントは手持ち花火に合わせすこし動かし人物が入るよう撮影します。
ただ一つ注意すべき点として相手が立ったまま手持ち花火を低い位置で持つと顔に光が当たらないのでなるべく高い位置で手持ち花火を持つか座っていただくのが撮り方のポイントです。
ISO感度を高めに設定しよう
みなさんはISO感度という言葉はご存じでしょうか?
聞きなれない方も多いとおもいますので簡単に説明させていただきます。
ISO感度これはアイエスオー感度やイソ感度と読みます。
国際標準機構(ISO)で定められたフィルム感度のことを表しデジタルカメラが光をとらえる能力を表す値です。
ISO感度を上げると暗い場所でも明るく撮影することができます。
では手持ち花火の撮り方のコツとしてISO感度の数値をいくつに設定すればよいでしょうか?
目安として800程度。
設定する際に注意する点としてISO感度を高めるほどシャッタースピードが速くなりフラッシュがなくても手ブレしないで撮影することができます。
しかしISO感度を高めるほど画像が粗くなるのでそのことを考慮して設定値を決める必要があります。
ぜひみなさんも色々と試してみて最適なISO感度を決めてください
カメラはしっかりと固定する
カメラをしっかり固定することが手持ち花火の非常に重要な撮り方のコツです。
三脚があればベストですが値段との兼ね合いもありますし、さらに手持ち花火を持った子供を撮影する場合三脚はかえって邪魔になることもあるので注意が必要です。
三脚がない場合でもしゃがみながら自分のひざの上でカメラを固定しながら撮ることもできますし、少し慣れてくれば地面やバケツのふちなどを利用することも出来ます。
実際にプロカメラマンも上記の方法をテクニックとして使う場面もあるんですよ!
花火の雰囲気を写真に表現する撮り方
花火の明るさだけで撮影すると花火の色合いによって雰囲気の異なる写真になりなかなか味わい深いですよ。
花火が赤い色なら写真が全体的に赤い色を反射したものとなり、白く強い色だと写真が明るい感じになります。
最初に説明したようにフラッシュを使わないことで花火本来の色を写真に反映させることができます。
ぜひみなさんも色々な花火の種類で試してみると楽しいと思います。
さらに撮り方のコツとして花火の明るさが大きい時に人物も入れて撮るようにすると綺麗な写真となります。
ただ線香花火を撮影する時は少し工夫が必要です。
なぜなら線香花火は他の花火よりもとても光の量がとても小さくなるからです。
そこで線香花火を撮影する時はズームレンズを使って少し花火よりに撮ると綺麗に仕上がります。
また線香花火は多少のブレも味わいがあるものとあるのであまり神経質にならなくてもよいと思います。
一眼レフで花火の撮影に必要な道具とは!?
まずは手持ち花火の写真を撮るのに必要な道具について説明したいと思います。
まず一つ目はレンズ
標準ズームレンズがお勧めです。
さらにできるだけ手動でズームやマニュアルフォーカスが行えるものが望ましいです。
二つ目は三脚
三脚は軽視されがちですが、写真のブレを防ぐためには三脚は必要です。
ここはケチらず購入しましょう。
三脚には沢山の種類があるので迷ってしまいますが使う一眼の種類や予算に応じて三段階の値段に分けて考えることができます。
性能は異なりますので購入前によく検討することをお勧めします。
一段階目3000~4000円クラス
二段階目10000円クラス
三段階目2~3万円クラスです。
まず一つ目のクラスの三脚はファミリー三脚と呼ばれます。
加工精度がいまいちなことが多いので一眼の軽いものならば問題ないのですが、おおきなカメラを取り付けたり風の強い日には向いていません。
お試しで使うのならば良いですが、長く使うには適していません。
あくまでも割り切って使うことが大切です。
2つ目のクラスですが、はじめの一本はこのクラスがおすすめです。
雲台が金属でできており、足の剛性もまずまずです。
3つ目のクラスですが、ここまで予算があればかなり選択肢が増えます。
出来るだけ軽さで選ぶといいですね。
三脚って意外と重いですから・・・。
3つ目の道具はライト。
基本的に手持ち花火をする時間帯は周囲は暗いのでペンライトなど手元を照らせるライトがあると良いです。
なくても携帯のライトや100円均一に売っているようなものでも大丈夫です。
以上一眼での撮影に必要な3つの道具でした!
一眼レフで花火を撮影する方法
まず覚えておきたい点としてフラッシュはNGということです。
さらにシャッタースピードの長さによって露出時間が変わります。
さらに手持ち花火の光線の長さも変化します。
ちなみにシャッタースピードが遅いほど光線は長くなります。
ただ人や花火の動きもぶれやすくなるためにその兼ね合いがすごく難しいです。
人や手持ち花火の動きをよく観察することが大切でちょうど良いタイミングや相手が止まって入る時にシャッターを押します。
人や手持ち花火の動きがぶれずかつ手持ち花火の光が流れるように撮影できれば成功です。
一眼レフで花火を撮る時に注意すべきこと
基本的に手持ち花火は夜行いますよね?
なので当然周囲は真っ暗闇です。
だからといってやみくもにシャッターを切ってもダメです。
コツとしては手持ち花火に火をつけたら花火にピントを合わせてちょっと動かして人も入るようにすると綺麗な写真が撮れます。
次に注意すべき点は風向き。
煙が顔にかかってしまうとせっかくの写真が台無しです。
そこでポイントとして風は横から吹く方向でかつ手持ち花火を持っている人の顔が風上にくるようにするとこが大切です。
スマホでの手持ち花火撮影なカメラモードとは?
スマホでの手持ち花火の撮り方のポイントとしては、まずスマホカメラを花火撮影用に設定します。
ご自分のスマホのISOを調整してみます。
と、その前にみなさんはISOという言葉はご存じでしょうか?
専門的で耳慣れない方も多いと思いますので簡単に説明させていただきます。
国際標準化機構ISOで定められたフィルムの規格のことですね!
ポイントはスマホで手持ちは花火を綺麗に撮るためにはISOの数値は低く設定することが重要です。
目安として感度設定が出来る場合は100に設定することをお勧めしたいと思います。
なぜ低く設定するかといえば、高感度では画質があれてしまい手持ち花火がノイズの多い写真となってしまうからです。
さらにHDRモードは普段の写真を綺麗に撮るには適していますが手持ち花火のような動くものを撮影する時は鮮やかさが消えてしまいます。
ですから手持ち花火を撮影する時はスマホのHDRモードはOFFにすることが撮り方のポイントです。
またスマホで手持ち花火を撮影する際はズーム機能も使わないほうがよいと思います。
なぜならばたとえズームをしたとしても画質が良くなる訳ではないからです。
もしどうしても手持ち花火の箇所だけ大きく見せたいのであればパソコンで写真加工をしたほうがいいですね。
無料のアプリも沢山ありますよ。
フラッシュもオフにしておくことをお勧めします。
なぜならたとえ使ったとしても花火までは届きませんしスマホのバッテリーを消耗します。
このようにスマホのモード設定を変えることが手持ち花火の撮り方のポイントです。
手持ち花火撮影前の準備
手持ち花火の撮り方のポイントとして事前準備も欠かせません。
まず一つ目は場所選びです。
撮影する前にどのような写真を撮りたいか具体的にイメージすることが大切です。
ポイントとしては花火を遮る建物がないかどうかです。
二つ目はできればスマホを固定して撮影することです。
三脚があればベストですが、なかったとしても、テーブルや椅子などの身近なもので固定できますし、また市販のスマホを固定できるアダプタを使用することもできます。
肝心な写真がぶれては台無しなのでしっかりとスマホを固定することが撮り方のポイントです。
どうしてもぶれてしまう場合は連射機能を利用したり動画で撮影して後で静止画に切り出すこともできます。
またスマホを固定する以外の手ブレ対策ですが具体的には他の建物や風景を入れず手持ち花火だけをフレームいっぱいで移すと手ブレが気にならなくなります。
さらに連射モードを使用したり自信がない場合はたくさん写真を撮ることが大切です。
三つ目はカメラのレンズをしっかりと拭くことです。
以外と見落としがちな点ですがレンズが汚れていると綺麗な写真を撮ることが出来ません。
柔らかい布できちんとレンズを拭くことが手持ち花火の撮り方のポイントです。
まとめ
夏の定番手持ち花火の写真の撮り方のコツについて紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
少しの工夫とコツで綺麗に仕上がり大切な記念となります。
みなさんもぜひ今回紹介したコツを試してみて味わいのある写真を撮ってみてください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。