ただ普通に使っているだけなのに、着々と大きくなっていく霜!
一体、何が原因なの?!と思ったことはありませんか?
霜が住み着いているからと言って、どうせ入らないだろうと買い物をあきらめたりしていませんか?
これから冷蔵庫に多くの食材が、出入りする季節。
ちょっとでもスペースを確保したいですよね?
そんな厄介な霜を撃退する方法があったんです!
冷凍庫に霜がつかない方法とは?
実は、毎日やっていた小さなことの積み重ねで、霜が霜を呼ぶ原因を作っていました。
これからご紹介する方法のうち、知らない間にやってしまっている事もあるかと思いますので、それを気を付けるだけで、霜が少なくなりますよ!
冷凍庫のドアは開けたらスグに閉める
開けている時間を短くすることで、水分を含んだ外気に触れさせないことが大事です。
大気中の空機は水分を含んでいます。
冷凍庫を開けた時にその水分が冷凍庫内に入り込んで凍り、霜になってしまうという訳です。
開けている時間が長ければ長いほど、外気との温度差で冷凍庫に水分が付き凍っていきます。
なので、冷凍庫を開けている時間を短くする事で水分が冷凍庫内にできるだけ入るのを防ぐことができます。
冷凍庫を開ける回数を減らす
これも上記と同様の理由です。
出来るだけ空気中の水分を冷凍庫内に入れないようにするために、開け閉めの回数自体を減らしましょう!
冷凍する食品の水気を取る
これも同じ理由ですね!
水分を含んでいる食品はできるだけ水気を切っていれてください。
また、出来るだけ食材から出る水分を遮断するために、ジップロックやタッパーなどを活用するといいですよ!
サランラップで包んだだけでは、水分が蒸発して霜になりやすいですし、食品としての鮮度もなくなってしまうのでお勧めできません!
物を入れすぎない
よくやりがちなのですが、買いすぎた食材など、冷凍庫がパンパンになるまで入れるのは、やめましょう。
大量に詰め込むことで冷凍庫の霜取り機能が正常に働かないこともあります。
一方で冷凍庫にパンパンにものを詰め込むと電気代は安くなります。
冷凍された食材同士がお互いに保冷材の役目を果たしてくれるので、冷凍庫の負担が減るのです。
ただ、冷凍庫内に霜がある状態でパンパンに詰まっているのはNGです!
冷凍庫内の霜は冷気が出る穴をふさいでしまい、冷却効果が著しく落ちます。
その結果、電気代がかかってしまいますので、まずは霜取りを優先してくださいね!
温かいものは冷ましてから入れる
時間がないときにやってしまいがちですが、ひと肌程度に冷ましてから入れましょう。
温かい物と冷たい空間で生じる温度差で必ず結露が出来てしまいます。
それが霜を作り出す原因になってしまいます。
そして、温かいものを冷まして凍らせるために電気代も上がってしまいますので注意です。
ドアの不具合がないか確認
何年も冷蔵庫をお使いの場合、ドアに隙間が出来ていたり、パッキンが壊れていたりする原因も考えられます。
特に霜が多すぎると、その霜のせいできちんとしまっていないこともあります。
内側から少し押された状態ということです。
さらに、パッキンの変形も見逃せません。
パッキンをみて波打っている場合はそこから空気が入ってしまっている場合があります。
当然ですが、隙間があると・・・ヤバいですよね(笑)
霜が原因の場合はこの後の対処法で霜を除去してくださいね!
パッキンが波打っている場合は、40~45℃くらいのお湯にタオルを付けて、波打っている箇所に押し当ててください。
パッキンが適度に温まると、波打っていた箇所がもとに戻ることもあります。
冷凍庫に霜がついたときの対処法
霜を取る方法は霜取りモードにするか、コンセントを抜いて冷蔵庫、冷凍庫の機能をオフにします。
『溶かす』という方法で取り去っていきましょう!
冷凍庫の中と冷蔵庫の中をカラにする
冷蔵庫と冷凍庫の物が痛まないように、発泡スチロールや、クーラーボックスに移しましょう。
事前に保冷剤を大量に用意しておいてください。
クーラーボックスにある程度、冷凍品を詰め込んでおけば半日は溶けずに頑張ってくれますので、その間に冷凍庫の霜取りをしてください。
バスタオルで床をカバー
電源を切って2~3時間すると、霜が溶けて水が出てきます。
水がどのような垂れ方をするか予測できませんので冷蔵庫の周りや周囲をバスタオルで囲みましょう。
結構大量に水が出てきますので、これでもかというくらいタオルで色んなところをカバーしてくださいね!
ガンガン剥がしていく
取れそうなものがあれば剥がしていくと時間短縮になります。
ヘラなどを使う場合は必ずプラスチック製の物を使用してください。
金属製のヘラでは庫内を傷つける可能性があります。
もしプラスチック製のヘラが無い場合は、100均で売っているようなものでいいので、事前に準備をしておくと時短につながりますよ!
ただ、あまりにも霜が大量についている場合は、硬めのヘラを用意してくださいね!
車のフロントガラス用なら適度に固いわりに冷凍庫を傷つけにくく、使いやすくておすすめです。
ちなみに、ドライヤーなど先の尖ったものでガンガンやるのは絶対にやめてください。
某メーカーのデータによると、誤って庫内を傷つけてしまったり、冷気の配管に穴をあけてしまったケースも実際にあるようです。
そうなってしまっては霜取りどころの話ではなくなってしまいますね(笑)
冷凍庫霜取りグッズに関してはこちらの記事も参考にしてください。
時短ポイント!
氷を早く溶かすためにドライヤーを使うとかなり時間短縮につながります。
方法としてはドライヤーの温風を霜に当てるのではなく、壁と霜の境目に当てるようにします。
そうすることで冷凍庫の壁が温まり、霜と壁の間がはがれやすい状態になります。
剥がれそうになったらヘラを差し込んでグリグリやっていれば、ボコっと氷の塊で取れるようになります。
ちなみに、このドライヤーを使用する方法ですが、一部の冷凍庫で故障してしまったという例があります。
冷凍庫内のセンサーを直接暖めてしまったことによる故障ですが、ご自身でやる場合には必ずそういったリスクもあることをご理解くださいね!
最後はタオルでしっかり拭きあげる
霜取りももうすぐゴールです。
霜が溶けた水は、残さず綺麗にふき取りましょう。
食材を冷凍庫に戻す際も、水分がついていたら必ず拭いてからもどしましょう。
庫内をしっかり乾燥させるために再度ドライヤーを使用して、完全に乾燥させるのがポイントです。
簡単に出来る霜の予防テクニック
裏ワザですが、綺麗になった庫内にサラダオイルを塗ると霜を予防しやすくなります。
キッチンタオルにサラダオイルを付けて庫内に塗るだけです。
べたべたと塗る必要はありませんので、薄く延ばして塗ってください。
万が一、霜が再度ついた際にも取りやすくなるので、ぜひ実践してみてくださいね!
綺麗になった冷凍庫はやっぱり気持ちいい!!
冷蔵庫や冷凍庫の機能をオフにしますから、なかなかこまめに出来ないですよね!
思い立ったら吉日!霜が溶けるまで、冷蔵庫内の掃除や、冷蔵庫の外側のお掃除も、済ませてしまいましょう!
邪魔だった霜がすっきり綺麗になくなるだけで、一回り広く見えますよ!