秋の味覚の1つでもある銀杏。
イチョウを見ると銀杏を思い浮かべてしまいます。
臭いイメージが強いですが、臭い食べ物ほどおいしいのかも知れないですね。
銀杏は、どのように調理して食べると良いのか?
そもそも銀杏ってどんな味なのか?
を解説していきますね!
銀杏ってどんな味?
後々まで渋みが残る感じです。
銀杏は、好き好きがあるので、味が癖になる人と、嫌だと言う人とに分かれます。
串焼きや、茶碗蒸し等に入っている物もありますが、蒸したり焼いたりしたら
たべやすく、甘さも感じられます。
銀杏のおいしい食べ方は?
銀杏お調理方法は色々あります。
その中で、簡単に出来るものを紹介します。
から揚げ
殻を剥いた銀杏を薄皮のついたまま素揚げします。
銀杏は小さいので、深いフライパンに少しの油でも出来ます。
また、火の通りも早いのですぐに作る事ができます。
味付けは、塩をふりかけるだけ
お酒のつまみに最適ですね。
炊き込みご飯
大量に銀杏がある場合は炊き込みご飯を作ると良いでしょう。
しかし、銀杏を大量に食べると中毒症状がでてしまうので1日の目安で食べましょう
成人・・・10粒
子供・・・3粒
大量にもらった場合は冷凍保存をお勧めします。
銀杏もち
銀杏の殻を取り、沸騰したお湯の中に銀杏を入れ網じゃくで転がしながら薄皮をとります。(網じゃくで押しながらゆでると自然に剥けます)
柔らかくなったら、ザルなどにあけ水気を切ります。
この時点で薄皮がついていれば、指で剥いてください。
フードプロセッサーに入れつぶします。銀杏はつぶすことで粘り気が出るので
すり鉢に移し、味噌と合わせてすり棒でまぜていきます。
ある程度つぶれたらフライパンで両面を焼きお好みで塩をつけて食べてもおいしいですよ。
銀杏の栄養価
銀杏には、炭水化物の糖質が豊富に含まれ、さらにビタミンB1も含まれているので
滋養強壮の効果があります。
また、ミネラルのカリウムを含んでいるので細胞内の浸透圧を調節してくれたり、
水分の保持をする働きをしてくれます。
呼吸器などの働きをよくする効果もあるので、咳やたん、ぜんそくなどの症状を改善してくれる効果があります。
この他にパントテン酸(ビタミンB群の一種)を含み、ストレスへの抵抗力や風邪を引きにくくしてくれます。
さらに、カロテン、ビタミンCといった栄養満点の食べ物なのです。
銀杏の食べ過ぎは危険
銀杏は、栄養価値がある反面食べ過ぎると中毒症状を引き起こします。
何故中毒症状をおこすのか?
それは銀杏に含まれる成分によるもので、その成分とは
ギンコトキシンと言う有毒成分が含まれています。
この成分は、アンチビタミンB6とも言われビタミンB6と構造が似ていますが
実はビタミンB6の働きを阻害するものなのです。
銀杏の中毒症状を引き起こすのは、このアンチビタミンB6が原因なのです。
どんな中毒症状なのか
- ふらつき
- 意識障害
- 吐き気や嘔吐
- けいれん
最悪の場合、死に至る事もあります。
中毒患者の殆どが子供で特に3歳未満が多いと言われています。
大人の場合、肝臓にはアンチビタミンB6を解毒させる酵素があるのですが
子供は、その解毒能力が未発達のためと言われています。
因みに、中毒症状を引き起こす量の目安としては
子供・・・7粒以上
大人・・・40粒以上 となります。
あくまでも目安なので、個人差もあり、一概にいくつ食べると・・・とは言えません。
まとめ
銀杏は栄養豊富で、調理方法では つい 食べ過ぎてしまいそうですが、
その反面中毒を引き起こす食べ物でもあるので、1日の食べる量を目安に食べてくださいね。
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