もうすぐ、年末ですね。
今年も一年、お疲れ様でした。
年末年始の連休はとても楽しみですよね。
日頃の連休とは雰囲気も違い、ウキウキ感やまったりとする、お正月休み。
「あれ?いつまでお正月だろう?」
と思ったことはありませんか?
いつまでがお正月なのでしょうか?
気になったので調べてみましたよ~!
お正月はいつまでなのか?
「正月」とは本来「1月」を表しているので、
1月1日~1月31日までが「正月」なのです。
「元日」とは1月1日のことで、国民の休日に制定されています。
「元旦、元朝」元旦は1月1日を指すこともありますが、
1月1日の朝や午前中という意味があります。
「三が日」1月1日~1月3日です。
多くの企業が休日としている期間で、前年の12月29日~1月3日までの期間が
連休となります。
TVでもよく「大型連休で~。芸能人はハワイで○○。」とやっていますよね。
「大正月」元日~1月7日までのことを呼びます。
「松の内」正月飾りの一つである、門松を飾っておく期間です。
(地域によっては15日のところもあります。)
「小正月」元日~1月15日までの期間です。
正月飾りを焼く「どんと焼」などの行事が行われます。
「二十日正月」正月の祝い納めであり、正月の料理やお餅を食べつくす風習があります。
このように、1月中にはお正月の習わしがたくさんあります。
表にしてみると
1月1日~1月31日「正月」
1月1日~1月 7日「大正月」(関東地方の松の内)
1月1日~1月15日「小正月」(関西地方の松の内)
1月1日~1月20日「二十日正月」
「正月」という言葉には期間をあらわす場合と行事をあらわす場合とがあります。
その土地の風習によって、お正月がいつまでなのか様々です。
新年のご挨拶も「いつまでだろう?」と疑問に感じると思います。
一般的には「松の内」までと認識されているようです。
そんなときは「松の内はいつなのか?」尋ねてみても良いですね。
〝お正月″のそもそもの由来
日本でもかなり古くから、お正月が祝われていました。
仏教の伝来よりも以前から行われていたと言われています。
正月の語源は、物事の起源や語源・語義を解説した室町中期の類書
「あいのしょう」の説が有力とされています。
中国の秦の始皇帝の降誕月を意味する「政月」が変化して「正月」になったそうです。
古代中国で正月は「王正月」と呼ばれ、
皇帝が正月をいつにするのか決めたことに由来します。
日本におけるお正月は、年始にあたり「年神様」を迎え、
歳をさらに重ねられたことを祝い、豊作を祈る行事です。
昔から、元旦には「年神様(としがみさま)」という新年の神様が、1年の幸福をもたらすために各家庭にやってくるとされています。
実は先祖の霊でもあり、春には田の神、秋には山の神となります。
「年神様」はお正月に、各家庭の松(門松)を目印に訪れ、松がとれる(松の内)と「どんと焼」の炎とともに天に帰って行きます。
お正月ならではの事柄をいくつかあげてみました。
・「年神様を迎え入れる」→ 年末の大掃除をする。
・「長生きできるように」→ 年越しそばを食べる。
・「煩悩を消すため」→ 除夜の鐘を打つ。
・「年神様の目印」→ 門松・しめ縄を飾る。
・「年神様へのお供え料理」→ おせち料理を食べる。
・「年神様からの恩恵を受けるため」→ お年玉
・「願いを叶え、健康に過ごせるように」→ 初日の出
・「新年を無事迎えられた事をお祝いし、伝えるもの」→ 年賀状
などがあります。
それぞれに理由があるのですね。
まとめ
お正月を迎えると、あっという間に初仕事になるかと思います。
その土地の風習によって違いはありますが、町から門松がなくなると
「そろそろお正月が終わるなぁ。」と感じてみてください。
お正月を迎える準備から飾り物、お正月の時に何気なくしていた風習や行事
にはたくさんの意味があったのですね。
社会人になってから「どんと焼」はしてないな~と感じました。
「年神様」とともにお正月を迎え、一年の幸福を願いましょう。
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