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幼児のテレビ視聴時間は!?幼児のテレビの悪影響を徹底解説!

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子育て関連

2歳児頃の子育て中のお母さんは、とても大変ですよね。

 

だからつい、テレビ画面を見ている間は大人しいからと、画面の点いたテレビに子守りを任せていませんか?

 

もしもそうだとしたら、実はそれ、小さな子どもへの対応として非常に問題があるのをご存じでしょうか。

 

幼児のテレビ視聴時間は?

ある福祉大学の論文によると、幼児の43%が一日1~2時間の視聴時間に収まっています。

さらに、35%が2~3時間との調査結果が出ています。

 

つまり、実に8割近い幼児が1日1~3時間のテレビ視聴をしているということです。

 

そして視聴時間が長ければ長いほど、就寝時間が遅くなるとの統計が出ています。

 

就寝時間が遅くなると、幼児の学習力低下・認知力低下・イライラ・攻撃性につながるので、良い事はひとつもありませんね・・・。

 

さらに就寝時間が遅くなると、生活リズムの乱れに繋がります。

 

朝食を食べない・・・。

おやつを決まった時間以外で食べる・・・。

食事に集中できない・・・。

偏食傾向になる・・・。

 

など、食や生活に関するリズムが乱れがちになります。

 

さらに、上記のことから派生して「便秘気味になる」「歯磨き回数が減る」など、食や生活リズムが乱れることによる影響もありますので、注意が必要ですよ!

 

テレビは一日何時間がリミット!?

 

テレビを見続けることによる悪影響から考えると、

2歳くらいまではできるだけテレビを見せない方が良くて、

2歳以上になるとテレビを見る時間を

一日2時間くらいまでを上限にするのが良いそうです。

 

 

テレビを見ることには良い面と悪い面の両方が存在しますが、

長時間ずっと見続けてしまうと

悪影響の方がはるかに大きくなっていきます。

 

 

テレビで、普段見ることのできないものを見たりすることができたり、

いろんな情報を得られるのに、それ以上に、

集中力が低下してしまったり、

コミュニケーションを取ることが苦手になってしまったり

という方が上回っていくのです。

 

 

これから、幼稚園や保育園に行くようになったりして、

友達とのコミュニケーションがうまく取れなかったり、

じっとしていられずに1人でいろんな場所に行ってしまったり

するかもしれないと考えると不安ですよね。

 

 

そのままテレビを見続けるクセがついてしまうと、

その影響は小学校に入ってからも、

それから先も続いていきますので、

テレビを見る時間や見方に気を付けることはとても大事です。

 

 

テレビを長時間見続けることで

目が疲れたり姿勢が悪くなったりもしてしまうので、

2時間くらいテレビを見せるとしても

休憩をこまめに入れる事が必要です。

 

 

そして、

子供が見たいものや、見せようと思っていたものが終わったら

すぐに消すようにした方が良いです。

 

 

次の番組が始まってしまったら、

それに見はまってしまったりするので消すタイミングが大事です。

 

 

次の番組に見はまり始めてしまってからテレビを消すのは、

ぐずったり大泣きしたりして大変ですよ!

 

 

テレビを見せるばかりでなく、

できるだけコミュニケーションを取るようにしましょう。

 

 

テレビを見るときのルールが肝心!

 

テレビを見るときは、

あらかじめルールを決めておくと楽かもしれません。

 

 

小さいうちは言っている事がわかるといっても、

言うことを聞いてくれるわけではありません。

 

 

ですから、見せる側がルールを作って守るのが大事です。

 

 

例えば、

「一日のうち好きな番組の○○と○○を見せるだけにする。」

 

 

好きな番組以外があっていてもつい見てしまったりするので、

このルールは役に立つのではないでしょうか。

 

 

「子供がいる空間で、大人の見たい番組を見るの避ける。」

 

 

子供自身が見たいものを2時間近く見てから、

大人が見ているものも何となく一緒に見てしまうと、

2時間をどんどんオーバーしていくことになります。

 

 

ですから、これも大事なルールとして使えそうです。

 

 

「テレビのリモコンを扱わせないようにする。」

 

 

これから、

絶対に自分でチャンネルを変えたりするようになってくるので、

それを制限できるうちは

届かない場所に置くなどの工夫をしてみましょう。

 

 

オモチャのようにリモコンを扱って、

チャンネルを自分で好きに変えることを覚えてしまったら、

自分の好きな番組以外もどんどん見ていくようになってしまいます。

 

 

「テレビ以外に関心を持つようにさせるため、

少しでも一緒に遊んだりしゃべったり出掛けたりする。」

 

 

テレビよりも面白いこと楽しいことに興味を持たせて、

テレビばかりに興味を持ってしまうのを予防できるかもしれません。

 

 

上記のようなルールを取り入れても良いですし、

テレビを長時間見せる事を避けることができる

お家なりのルールを決めておくことで、

だらだらとテレビを見ることを防げます。

 

 

何も決めていないと、

まぁいいかとなってしまったりするので

ルールは決めておくことをオススメします。

 

 

幼児のテレビの悪影響!

 

親との会話がなくなりコミュニケーションが減る

テレビに夢中になった幼児は意識を全てテレビ画面に向けるので、例えそばにお母さんがいても気付かぬままです。

 

また、お母さんが忙しいからと子どもに声をかけないまま放っておくと更に会話が減り、結果として母子の交流も減ります。

 

周囲から話しかけられ、それに子どもが反応することによって覚えていく言葉の発達が、これではずいぶんと遅くなってしまいますね。

 

受け身で情報に接するだけでは創造力が失われる

テレビからの情報は極めて一方的で、子どもの抱くさまざまな疑問や感想にきめ細かく答えてくれることもないまま、 次々と新しい情報が映し出されます。

 

そのため、子どもは自分の頭で何かを考えることをしないで、ひたすら画面に映る情報だけを受け止めていきます。

 

自発的な思考習慣を持たない子どもは創造力や判断力が育たず、与えられた情報を鵜呑みにすることしか出来なくなるでしょう。

 

テレビから流れる情報が幼児には刺激が強すぎる

さまざまな情報を映し出すテレビは、時として小さな子どもには不適切と思われる刺激的なものも混じります。

 

そして、慢性的な刺激によって落ち着きが失われるなど、子どもの情緒面に悪影響が発生しかねません。

 

良い情報と悪い情報が混じり合ったテレビを幼児に見せる場合は、保護者の方がその閲覧時間と内容を、ある程度までは管理しなければいけませんね。

 

親のしつけが甘くなる傾向がある

これは幼児への影響というより、親への影響とも言えますが・・・。

長時間のテレビ視聴をさせてしまうということと、親のしつけが甘くなる事にも関連性があります。

 

テレビを視聴させるかさせないかは親の采配で決まります。

 

しかし、ついつい、テレビを見せることで自分の用事を済ませることができるので、結果的に子供の生活習慣より親の生活習慣になってしまいます。

 

そうなると冒頭でも触れたように生活リズムの悪化を招いてしまいます。

 

ただ、親のしつけ次第でコントロールが可能なことなので、テレビ視聴への意識を親が改善するだけで、状況は改善していくという事です。

 

乳幼児のテレビの影響は?

 

みなさんはお子さんにどのようなテレビ番組を見せていますか?

また、どのようなときに、どのくらいの時間、テレビをつけていますか?

 

子どもと長時間のテレビ視聴との関係については様々な研究や調査がなされていますが、多くの調査結果をまとめると

 

「テレビ・ビデオの長時間の視聴は乳幼児の有意語出現を遅らせる」

 

とされています。

 

テレビを見ると言葉を覚えそうな気がしますよね?

実はそうではないのです。

 

テレビの言語は一方的に聞かされるだけです。

 

子どもの言語能力は、大人との双方向の関わりがあってこそ発達するものなので、やはり親子の会話に勝るものはないのです。

 

確かに、テレビを見ることで覚えることもあります。

 

例えば我が家では、子どもの年齢に合った教育番組を見せることが多いのですが、その中で大好きなキャラクターがトイレでトレーニングをしているのを見てやる気を起こしました。

 

親の真似をしてトイレに行くかなぁと思いましたが、上手くいきませんでした。

 

もしかしたら子どもの中では「トイレは大人が行くもの、自分(子ども)はオムツでするもの」と思っていたのかもしれません。

 

ところがある日、乳幼児という設定のキャラクターがママに連れられトイレでおしっこトレーニングをしているのを見て、突然トイレに興味を持ち始めたのです。

 

このように「テレビのおかげ」と思ってしまうようなエピソードも多々あります。

「テレビはNG」というような意見を真に受ける必要もないかもしれません。

 

ですが、大事なことはテレビを見る・見ないではなく、たとえテレビをつけたとしても、テレビに子守りをしてもらうのではなく、テレビ視聴中もコミュニケーションを欠かさないことです。

 

テレビを見ていて「これ、どういう意味?」と聞かれればきちんと答える、親が自ら「これはどうしてこうなるかわかる?」問いかけてもいいでしょう。

 

もちろん、感想を聞くのも大事です。

 

テレビを見ている隙に自分の用を済ませたいと思うのも当然でしょう。

 

ですが、どんな理由で見せているにせよ、子どもの年齢に合った番組であることと、親も内容を把握し、こまめに会話をしたり共感し合ったりといったコミュニケーションは忘れてはいけませんね。

 

子供のテレビ視聴時間を減らす方法

テレビの長時間の視聴が子どもの成長に良い結果をもたらすことはなさそうです。

では、テレビの視聴時間を減らすにはどうしたらいいでしょうか。

 

ついつい子どもの子守をテレビに頼ってしまうことに慣れてしまっていれば、子どもをテレビから離すには更に難しそうです。

 

まず「とりあえずテレビをつける」という行動を中止しないといけませんね。

 

“とりあえず”テレビをつけていると、ニュースなどで過激な映像が流れたり、いつのまにかサスペンスドラマが流れている、ということもあります。

 

2歳児の脳は乾いたスポンジのようになんでも吸収していきます。

この頃にあまり過激な映像を目にしてしまうのはよくありません。

 

ですので、どうしても自分の用を済ませたくて子どもから少し手を離したい、というときは夢中になれる遊びを探しましょう。

 

たとえば、粘土遊びをさせてみてはいかがですか?

ただひとりで粘土遊びをさせるわけではありません。

まず、始めに大人がお皿を作ります。

 

そして「はい、ママが作ったお皿にお団子を入れてくれる?」と言って子どもに作ってもらっている横で自分の用を始めます。

 

お団子ができあがったら「こんどは飲み物を用意してくれる?」といった具合に、ひとりで作っているようでしっかりコミュニケーションも取りながら進めていきます。

 

遊びは粘土でなくてもいいですが、工作系が一番夢中になれそうですね。

 

自分の手も時々は止めないと相手ができないこともあるので、少し作業効率が悪くなるかもしれませんが、子どもの相手ができるのは数年しかありません。

 

そのうち相手をしたくても相手にされなくなる日が来ますから、この時期を大事に過ごしましょう。

 

まとめ

子供がおとなしいのでついつい放置しがちになってしまいますが、実際はテレビの視聴時間には色々な影響がありますね!

 

ただ、テレビ自体は時間を決めて視聴させることが重要です。

子供にテレビを見せすぎなのかなと思っている人は、今日からでも視聴時間を決めて、見せるようにしてくださいね!

 

テレビがどんなときでも、どのように見せても悪影響を及ぼす、というわけではありません。

 

「テレビはどこでもどんなときでも見れる」という概念を持たせないようにしましょう。

 

スマホなどで動画を見せたり、車の中でDVDを見せるというのにも、できれば減らし、どうしても視聴するときはきちんとルールと時間を決めましょう。

 

そして必ず、会話や共感することを忘れずに、意味のある視聴時間にしましょう。

テレビは、親との会話やコミュニケーションには絶対に勝てないのですから。

 

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