繁華街を歩いていると自分だけ何回もキャッチに声をかけられるなんて経験ありませんか?
自分では普通にしているつもりなのに、なぜこんなにキャッチに声をかけられるんだろう・・・と思っているあなた!
実はキャッチには声をかけやすい相手とかけにくい相手がいるんです。
そこでこの記事ではキャッチが声をかける基準と声をかけられやすい人の特徴をご紹介していきます。
キャッチが声をかける基準
キャッチに捕まりやすい人にはいくつか特徴がありますが、「声をかける隙のある人」と「声をかければ成功する見込みのある人」が狙われます。
それではパターン別に解説していきますね。
歩き方がゆっくりな人
基本的に歩き方がゆっくりな人はキャッチの標的にされやすいです。
例えば次の2つのパターンをみてください。
・目の前を急いで歩いている人
・特に目的もなくぶらついている人
あなたがキャッチになったとしたら、目的もなくぶらついている人に声をかけませんか?
ゆっくり歩いているというのは時間に余裕がある現れです。
キャッチ側からは「暇なのかな?」「遊びにきてるのかな?」と思わせてしまいますので、少なくともキャッチがいる繁華街を歩く時は目的地を決めてササっと歩くようにしましょう。
土地勘がなさそうにキョロキョロしている人
「土地勘がない=遊びに来ている」と思われ、声をかける隙を与えてしまいます。
初めて訪れた場所では事前にどこにいくのかしっかりリサーチをしたうえで行くようにしましょう。
あなたが探しているお店を案内するフリをして違うお店に連れていくような悪質なキャッチもいますので、気を付けてください。
目を合わせてきた人
キョロキョロする人の延長になりますが、キャッチと目を合わせてしまう人は相手に話しかける隙を与えてしまいます。
目的をもって歩いている人は自然と目線は前を向いて歩くものです。
逆に目的がなくキョロキョロしている人ほど、キャッチと目が合いやすくなりますので注意しましょう。
おとなしそうな人・地味な人
外見でおとなしそうな人・地味な人はキャッチの格好の餌食です。
基本的におとなしい人は「ノー」とはっきり断わらない人が多いので、キャッチも多少強引に話を進めれば成功するだろうと思っています。
わざと派手な格好をする必要はありませんが、このタイプの人はキャッチが多い場所では人一倍気を付ける必要があります。
童顔な人・幼く見える服装
童顔な人や幼く見える服装はキャッチに声をかけられる確率が上がってしまいます。
キャッチからすれば何の警戒もせずに声をかけることができる標的になります。
こういう人は真面目なイメージがあり、キャッチからしても声をかければいけると思われてしまいます。
盛り上がっている・ノリが良さそうなグループ
お酒が入っていたり、大声で話しているグループはキャッチからしても話しかけやすい対象になります。
すでに一次会などでお酒が入って盛り上がっている状態なので、そのノリに合わせるようにキャッチが話に入ってきたとしても違和感なくキャッチの話を聞いてしまいます。
キャッチに捕まりやすい人の対処法
特に毎回毎回キャッチに声をかけられる人は、自分のお得意の対処法をひとつは身に着けておいた方がいいですよ!
イヤホンで元からブロック
これは相当効果が高い方法です。
キャッチと言えども、声が相手に届いてなければまったく無意味です。
当然、こちらとしてはキャッチがなにか話しかけてきているのは気づいていますが、それすらも無視してイヤホンで聞こえていないという態度を貫きましょう。
これはキャッチからしてもめちゃくちゃやりにくいので早々に他の相手に諦めてくれますよ。
電話をしながら歩く
これもイヤホンとまったく同じ効果を生みます。
キャッチは会話が成立してこそ、本領を発揮します。
逆に会話にさえならなければどうすることもできませんから・・・。
明らかにキャッチっぽい人がいる場所では、電話をしている振りでもいいので、スマホを耳に当てながら歩きましょう!
早歩きで通り過ぎる
キャッチが話すペースに巻き込まれない為にも、早歩きで通り過ぎましょう!
あくまでも相手は話を聞いてくれる相手を探しています。
そんな時にゆっくりと歩いていては相手に会話する時間を与えているようなものです。
なので、普段よりもかなり早めに早歩きすることで、相手に会話する時間を与えないというメリットがあります。
さらに先述したスマホやイヤホンを組み合わせれば、効果は絶大です。
会話を無視+会話時間を与えない!
これはどんなにしつこいキャッチでも、絶対に無理だとわからせるには効果的なテクニックですので覚えておいてくださいね。
キャッチは違法行為じゃないの!?
キャッチをするのは水商売系や居酒屋系、スカウト系が主なところですが、これらの商売には主に2種類の法律が適用されています。
1.風俗営業法
2.迷惑防止条例
この法律に則ったキャッチは違法ではありません。
ただ、実際はどこまでが合法でどこまでが違法なのか知らない人も多いので、解説していきますね!
風俗営業法
(禁止行為等)第二十二条 風俗営業を営む者は、次に掲げる行為をしてはならない。
一 当該営業に関し客引きをすること。二 当該営業に関し客引きをするため、道路その他公共の場所で、人の身辺に立ちふさがり、又はつきまとうこと。
上記の法律に書いてあるように、水商売系や居酒屋系の客引きは一切禁止されています。
つまりホストクラブ、キャバクラ、ガールズバーでの客引き行為は全て違法です。
それとあまり広く知られていませんが、居酒屋も風俗営業なのです。
深夜酒類提供飲食店という部類の風俗営業法に則った営業をしています。
さらに、「キャバクラで働かない?」などと従業員を募集するために声をかける行為ももちろん禁止されています。
他には、相手の前に立ちふさがったり、相手に触ったり、つきまとったりすることも全て違法な行為です。
迷惑防止条例
こちらは法律ではなく各都道府県が制定している条例ですが、例えば東京都の迷惑防止条例は次のような内容になっています。
(不当な客引行為等の禁止)
第7条 何人も、公共の場所において、不特定の者に対し、次に掲げる行為をしてはならない。
(1) わいせつな見せ物、物品若しくは行為又はこれらを仮装したものの観覧、販売又は提供
について、客引きをし、又は人に呼び掛け、若しくはビラその他の文書図画を配布し、若
しくは提示して客を誘引すること。
こちらも風俗営業法とほぼ同じ内容になっています。
特定の人に対してお店に来ることを交渉する行為自体が違法なのです。
キャッチが違法にならない場合
それではなにが合法なのかというと、お店の前から不特定多数の人に向けて、
「いらっしゃ~い!」「安いよ~!」
と声をかけるのは違法にはなりません。
なぜなら、お客さんが自発的にお店にやってくるという行為が含まれているからです。
ただ、このお客さんが自分からやってくるという行為がキャッチの違法性を曖昧にしてしまっているという専門家もいます。
例えば、道を歩いているサラリーマンにキャッチが声をかけることは違法です。
しかし、そこでサラリーマンが立ち止まり、キャッチに耳を貸して自分の意志でお店に行くことを決める。
これはよくあるキャッチの流れですが、この流れこそがキャッチが無くならない理由です。
最初に声をかけた時点ではキャッチは違法ですが、サラリーマンがお店に行くことを自分の意志で決めた瞬間にそれがあやふやな状態になってしまうのです。
一斉摘発が進んで客引きは減っているものの・・・
ただ、客引き行為が頻繁に行われている地域では警察の一斉摘発もあります。
私服警官が巡回したりしてキャッチを撲滅する方向に動いているのです。
さらに、キャッチがお客さんと間違えて、私服警官に客引き行為をしたとして現行犯逮捕された事例も多々あります。
その結果、客引きの数は一昔前より減ってはいるものの、まだまだキャッチがまったくいないという状態にはほど遠いというのが現状ですね!
まとめ
あくまでもキャバクラや居酒屋のキャッチは違法な行為なので、相手にする必要もありません。
相手がどんな人を狙っているのか?
どうすれば対処できるのか?
これがわかっているだけでも心に余裕ができますので、ぜひこの記事をキャッチ撃退に役立ててくださいね!
⇒大人ならスマートに!しつこい居酒屋のキャッチの断り方とは!?