一年の始まりとなるお正月。
年賀状やメールなどで新年の挨拶をすることでしょう。
最近ではSNSを利用しての挨拶もあるのでしょうか。
直接訪問して挨拶をする!
なんてことも日本人ならではの素敵な風習に思えます。
ところでこの新年の挨拶、いったいいつまでするのでしょう?
いつからが通常通りの挨拶になるのでしょう?
恥をかかないためにも、これだけはおぼえておいてくださいね!
正月の挨拶はいつまで有効?
普段はなかなかまとまった休みを取れない人も、会社の指定の正月休暇に有給をプラスして大型連休にするということもあるかもしれません。
旅行に行ったり、故郷に帰省したりとその休暇の使い方は様々ですが、楽しかった休暇が終わり、久しぶりに会社に出勤するときのあやふやな問題ってありませんか?
それは、正月の挨拶はいつまでするべきなのだろうということです。
どこの会社も一斉に仕事始めだとは限りませんし、個人的に大型連休にした人にとっては更に出遅れ感があって、ますます正月の挨拶のタイミングに悩んでしまいます。
「あけましておめでとうございます」はいつまでに言おう!
というようなはっきりとした決まりがあるわけではありません。
また、地域によっては“正月”のくくりを1月7日までとするところもあれば1月15日までとするところもあるなど、様々です。
全国各地に取引先がある場合、すべての地域の風習を調べるというわけにもいかないでしょう。
となると、一般的には正月の挨拶は仕事始めの週で済ませていた方が変な恥をかくことなく無難のように感じます。
仕事始めが月曜日や火曜日であればその週の残り日数もあるので問題ありません。
では、仕事始めが木曜日や金曜日の後半だったり、
土日を休日としない会社の場合はどうしたらいいでしょう?
その場合は相手の会社のスケジュールに合わせるか、
自分の仕事始めから1週間以内で済ませておくといいのではないでしょうか。
正月の挨拶を言いそびれたらどうする?
正月の挨拶は1週間以内、と意識しつつも、休暇中に溜まった仕事の片付けに追われたり、かなり多めに休みをもらっていた、などで挨拶を言いそびれてしまった場合はどうしたらいいでしょう?
訪問挨拶などで、相手の会社の玄関に門松などの正月のお飾りがある場合は、まだまだ正月の挨拶をきちんとしても恥をかくことはないでしょう。
飾っていない場合や、片付けられている場合、または相手側が来社されたり、メールでのやり取りの場合は判断ができずに困りますよね。
そんなときは
「今年も宜しくお願いいたします」
とだけを言えば無難ですね。
これは、相手側が喪中の可能性があるな、と感じたときにも有効です。
また「あけましておめでとうございます」の前に「遅れましたが」を付け加えることで、いつまでもダラダラ正月気分ではない、という気持ちが相手に伝わるでしょう。
まとめ
挨拶は相手とのコミュニケーションが気持ちよくなるために欠かせないものです。
場の雰囲気なども配慮して一番良い言葉を選びましょう。
また、これまではビジネスマナーの基本として述べてきましたが、プライベートでも正月の挨拶をすることでしょう。
家族や親しい親戚、親しい友人、お世話になっている人にはできるだけ三が日中に済ませておきましょう。
年賀状で考えると、一般的には1月7日までが年賀状として送り、それ以降は寒中見舞いとして送ることになります。
そういう意味でも、親しい人にはできるだけ早く挨拶をして、1年間、気持ちよく過ごせるようにしたいものですね。
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